プレミアリーグ レスター・シティ

レスターFWジェイミー・バーディの異色エピソード5選。日本人への差別行為も…

ジェイミー・バーディ 写真提供:Gettyimages

プロ選手にあるまじき粗悪な栄養バランス

プロサッカー選手に栄養士が付き、バランスの良い食事をとるのはよく知られている話だ。しかしバーディには独特な栄養摂取の習慣があるようで、自身が自伝で明らかにしている。

「土曜日3時に試合開始としよう。その場合は、起きた時にレッドブルを30秒以内で飲み切る。朝食を取らず、11時半にチーズとハムのオムレツと豆のシチューを食べる。それももちろんレッドブルと一緒に。キックオフ1時間前にスタジアムに着くが、その時にもレッドブルを飲むね」

決して良い栄養摂取の習慣とは言えないのが明らかだ。それでも得点を重ね続けているバーディの活躍には、その食事スタイルを試してみたい人が現れてもおかしくないことだろう。


ジェイミー・バーディ(左)岡崎慎司(右)写真提供:Gettyimages

カジノで日本人相手に差別的行為

2015年8月8日、プレミアリーグ開幕戦となったレスター対サンダーランド(現3部)で1得点を挙げたバーディは、試合後自身の彼女と、チームメイトのFWデビッド・ニュージェントと共にカジノに遊びに行く。

そのカジノにて何らかの理由で背後に立っていた日本人男性にイラついたバーディ。「ジャップ、ヨー!ジャップ、出て行け、出て行け、ジャップ」と数分間に渡り連呼したといい、翌日そのエピソードが世間に晒され、差別的な行為として訴えられた。

当時チームメイトだった岡崎慎司とのトラブルも心配されたが、当時のクラウディオ・ラニエリ監督は「ジェイミーとシンジは話し合ったが、シンジは怒ってませんよ。2人の練習は見たと思うが、良いコンビだったでしょう?」と、岡崎との間には何もなかったことを明らかにしている。

ページ 2 / 2

名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

筆者記事一覧