明治安田生命J2リーグの大分トリニータは18日、ブラジル人MFマテウス・ペレイラ(24)がチームに合流したことを公式発表している。
ペレイラの去就を巡っては、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセの会長が昨年11月末にブラジルメディアのインタビューで、大分トリニータ幹部との会談を行っていないことを明かしつつも、2021シーズン終了後に復帰する可能性があるという見解を示していた。
しかし、大分トリニータはレンタル期間延長にむけて、アトレチコ・ゴイアニエンセとの交渉を進めると、先月27日に期限付き移籍期間延長で合意に達したことを公式発表していた。そんなペレイラは年明けに再来日すると、17日に隔離期間を終了。18日からチームに合流している。
なお、ペレイラは昨年2月にアトレチコ・ゴイアニエンセから大分トリニータへレンタル移籍により加入。5月5日開催のYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節の徳島ヴォルティス戦でデビューすると、6月19日の第18節・北海道コンサドーレ札幌戦でJ1リーグ初出場。しかし、チームがJ1残留争いを繰り広げてきた中で出場機会を確保できず、リーグ戦3試合の先発出場、5試合の途中出場に終わっていた。
しかし、天皇杯では10月27日開催の準々決勝・ジュビロ磐田戦でフル出場。そして12月12日に行われた準決勝・川崎フロンターレ戦でも延長前半終了間際までピッチに立つなど、チームの準優勝に大きく貢献していた。
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