Jリーグ

2022シーズン全J1クラブの補強診断&ランキング(18~16位)

ガンバ大阪のサポーター 写真提供:Gettyimages

16位:ガンバ大阪

戦力収支:D

OUT
白井陽斗(契約満了:未定)
林瑞輝(契約満了:未定)
菅沼駿哉(契約満了:未定)
井手口陽介(セルティックFC:完全移籍)
小野裕二(サガン鳥栖:完全移籍)
唐山翔自(水戸ホーリーホック:期限付き移籍)
遠藤保仁(ジュビロ磐田:完全移籍)
チアゴ・アウベス(ファジアーノ岡山:完全移籍)
塚元大(ツエーゲン金沢:期限付き移籍)
芝本蓮(藤枝MYFC:期限付き移籍)
キム・ヨングォン(蔚山現代:完全移籍)

IN
福岡将太(徳島ヴォルティス:完全移籍)
クォン・ギョンウォン(城南FC:完全移籍)
ダワン(SCサンタ リタ:期限付き移籍)
石毛秀樹(清水エスパルス:完全移籍)
加藤大智(愛媛FC:完全移籍)
坂本一彩(ガンバ大阪ユース:昇格)
中村仁郎(ガンバ大阪ユース:昇格)
山見大登(関西学院大学:新加入)

2020シーズンに2位に入ったガンバ大阪だが、昨季は13位と低迷。シーズン終盤まで残留争いに巻き込まれた。V字回復を狙うべく、クラブは大分トリニータを率いていた片野坂知宏監督を招聘。大分は昨年J2降格となってしまったとはいえ、天皇杯で準優勝するなど片野坂監督の手腕は高く評価されている。ただガンバがV字回復を果たすためには、良くも悪くもそれに頼らざるを得ない状況だ。

センターハーフとして最も多くの試合にスタメン出場した井手口陽介、負傷の影響で16試合の出場に留まったが最終ラインを支えたキム・ヨングォンらが退団。

その穴を埋めるためにブラジル人のダワン、韓国人のクォン・ギョンウォン、徳島ヴォルティスから福岡将太を獲得したが、新規の外国籍選手はコロナ禍の影響で入国がいつになるかは未定。おそらくキャンプに参加することはできない。昨年チーム全体が新型コロナの影響に悩まされたように、今季の選手補強においても影響は避けられないだろう。

その他の新加入選手では石毛秀樹に期待したい。以前から個のスキルへの評価は高かったが、昨年夏にファジアーノ岡山に期限付き移籍し14試合出場で6得点と一皮むけた感がある。

またユースから昇格した坂本一彩と中村仁郎、関西学院大学から加入した山見大登がチームに加わり、昨年は期限付き移籍で所属していた加藤大智も完全移籍に移行した。中でもすでにJ1デビューを果たしている中村仁郎は即戦力候補として注目したい。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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