明治安田生命J1リーグのガンバ大阪で2021シーズンまでプレーしていた韓国代表DFキム・ヨングォン(31)が、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代へ加入した経緯を明かした。4日、韓国紙『東亜日報』が伝えている。
キム・ヨングォンは2019年1月に中国スーパーリーグの広州恒大(広州FC)からガンバ大阪へ完全移籍すると、昨季まで守備陣の主力として活躍。2021シーズンは7月中旬開催のJ1リーグ第21節・アビスパ福岡戦以降は再びリーグ戦でレギュラーを張っていたが、10月下旬に戦線離脱。その後、復帰することなく、ガンバ大阪を契約満了により退団。そして昨年12月19日になって蔚山現代への加入が公式発表されていた。
そんなキム・ヨングォンは、『東亜日報』の取材に対応。キャリア初となるKリーグ参戦について「まさか自分がKリーグに来るとは思っていなかったよ」と驚きをあらわにしている。
そして「違いを生み出したいと思ったのさ。挑戦と刺激が必要だったよ。ワールドカップ前に環境を大きく変えるのは難しいが、Kリーグではそれができる。蔚山現代が採用するオールラウンドなビルドアップのスタイルと、自分のプレースタイルがフィットすることも影響を与えたね」と蔚山現代加入に至った理由についても明かしている。
さらに、蔚山現代で迎える新シーズンにむけて「プロサッカー選手になってから10年以上が経った。これまで強い気持ちで(試合に)臨んできた。まわりのみんなは僕に期待しているし、注目している。つねに自分に自信を持っているよ」と意気込みを語った。
なお、『東亜日報』は、蔚山現代がキム・ヨングォンと3年契約を結んだと伝えている。2005シーズン以来、Kリーグ1(旧Kリーグ)のタイトルから遠ざかっているだけに、これまで中国や日本で実績を残してきたキム・ヨングォンにかかる期待は大きいはずだ。
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