明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属するブラジル人DFジェジエウ(27)は、川崎フロンターレがJ1リーグ連覇を果たした要因について語った。1日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
ジェジエウは2019年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロから川崎フロンターレへレンタル移籍。加入当初はベンチを温めることが多かったものの、昨年に川崎フロンターレへの完全移籍を果たすと、昨季はリーグ戦で29試合に出場し、J1リーグと天皇杯の2冠達成に貢献する。
そして、今季は開幕からセンターバックの主力として活躍。リーグ戦26試合でフル出場を果たすなど、日本代表DF谷口彰悟(30)とともに守備陣を支え、J1連覇に大きく貢献。ただ、昨年11月7日開催の第35節・サガン鳥栖戦で途中出場した際に負傷し、一足早くシーズンを終えていた。
川崎フロンターレは2017シーズンから鬼木達監督がチームを率いる中、直近5シーズンで4度のJ1リーグ優勝を成し遂げているほか、2019シーズンにYBCルヴァンカップ、2020シーズンに天皇杯のタイトルを獲得している。
ジェジエウはブラジルメディアのインタビューで鬼木達監督について聞かれると「鬼木監督をぬきにして(川崎フロンターレの)成功を語ることはできないね。ジーコの時代にプレーしていた選手だし、このクラブと深く関わっている監督だ。本当に彼はハグをしてくれるね。チームは家族のようなものだし、そのことを彼はとても大切にしているよ」とコメント。クラブが黄金時代を迎えている要因のひとつとして、指揮官の選手に対するコミュニケーションの取り方があることを明かした。
なお、川崎フロンターレは昨年12月31日にジェジエウとの来季契約合意を公式発表。同選手は来季も川崎フロンターレでプレーすることについて「来シーズンもこれまでの様にたくさんのタイトルを獲りたいと思っています。ここ数年タイトルは獲れていますが、来シーズンはより多くのタイトルを獲らないといけないと思っています。その為にはチームとして今まで以上にメンタル面も含めレベルアップをはかり、毎試合良いゲームをしてより良いシーズンにしていきたいと思います」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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