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G大阪、新戦力クォン・ギョンウォンの合流時期で不安も…韓国代表の中東遠征に参加予定

パナソニックスタジアム吹田にむかうガンバ大阪サポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は1日、Kリーグ1(韓国1部)の城南FCでプレーしていた韓国代表DFクォン・ギョンウォン(29)を獲得を公式発表している。ただ、同選手の合流時期はJ1リーグ2022シーズン開幕直前になる可能性が高いようだ。1日、韓国メディア『NEWSIS』が伝えている。

 ガンバ大阪は今季限りで退団した韓国代表DFキム・ヨングォン(31)の後釜確保を課題に掲げる中、サガン鳥栖に所属するブラジル人DFエドゥアルド(28)の獲得に迫っていた。しかし、エドゥアルドがサガン鳥栖と新たに3年契約を結ぶと、ターゲットをクォン・ギョンウォンに変更していた。

 そのクォン・ギョンウォンは今季終了後、城南FCのキム・ナミル監督から慰留を受けたものの、今月末までとなっている現行契約の延長に応じないことを決断。そして、昨年12月下旬には、今季のKリーグ1覇者である全北現代から好待遇のオファーを拒否。高額年俸やボーナスにくわえて、契約金も用意していたガンバ大阪への移籍を決断したと韓国メディア『スポーツ東亜』が伝えていたが、ガンバ大阪も年明けに同選手の獲得を発表していた。

 ただ、クォン・ギョンウォンは、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の韓国代表に選出。韓国代表は今月にトルコ国内での代表合宿や強化試合を行うと、1月27日にレバノン、2月1日にシリアと対戦する。そのため、同選手は2月上旬に来日する模様。2週間の隔離期間が設けられていることを踏まえると、ガンバ大阪に合流するのは2月19日開催のJ1リーグ開幕節・鹿島アントラーズ戦の直前になるようだ。

 なお、クォン・ギョンウォンはガンバ大阪への加入について「ガンバ大阪サポーターの皆様こんにちは。城南FCより移籍してきましたクォン ギョンウォンです。皆様とお会い出来ることとなり、またご挨拶を出来ることとなり、大変感謝しております」

 「ガンバ大阪サポーターのチームに対する愛と情熱の姿を動画で拝見し、このチームの一員になる事が大変光栄です。もっとサポーターの皆様へ喜びをお届け出来るよう、日々トレーニングに励んでまいります。またガンバ大阪へ加入するにあたり、努力して下さったクラブの皆様へも感謝をお伝えしたいです。どんな言葉よりも、ピッチの上で一生懸命頑張ります!ガンバファミリーの皆様にとって良い一年になる事を願っております」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。