サッカーを楽しむ人たちがいる分だけ様々な考え方が存在している。それは時として論争を巻き起こす事態に発展することもある。サッカーという1つの文化として意見が交わることは、私たちに「学び」として多くの恩恵をもたらしてくれることだろう。
ここではサッカーファンの間で長らく物議を醸している「究極の2択」について取り上げたい。
関連記事:サッカーファンの間で物議を醸す「究極の2択」あなたはどっち?
高校サッカー育ちかユース育ちか?
Jリーガーたちのルーツを知る機会は少なくない。群雄割拠のJリーガーたちのルーツは様々だが、その多くは「高校サッカー育ち」か「ユース育ち」のどちらかに二分化される。特に高校サッカーはアマチュアながら非常に盛り上がるカテゴリーでありプロの道へと続く夢のある世界と言えるだろう。
一方で、Jリーグユース(Jクラブの下部組織)もハイレベルなプレーが要求される。そこで頭角を現すとトップカテゴリーでのプレーも可能で、若くしてJリーグを経験できるというメリットも捨てがたい。あなたは「高校サッカー育ち」か「ユース育ち」かどっちが好みだろうか?ただ最近は「大学サッカー」で大成した選手も戦術理解度が高く有用なのだが…。
ロングスローは賛成?反対?
「ロングスロー(飛距離が長いスローイン)」も度々議論の的になるプレーだと言及できる。全国高校サッカー選手権ではロングスローを多用するケースが多く、普段Jリーグや海外サッカーを見ている人たちによっては異様な光景なのかもしれない。相手ゴール付近のタッチライン沿いでスローインを得るとチャンスと見て遠投する選手を除いて多くの選手たちがペナルティエリア内に密集する。ある意味コーナーキックを得たような感覚で得点のチャンスを高める作戦なのだろう。
もちろんルールに則った違反に該当しない範疇のものであり、身長というアドバンテージが生かされにくい高校サッカーでは非常に有効な手段の1つであるが「あまり見られないプレーに違和感を感じる」という反対派の意見も少なくない。あなたはロングスローは賛成?反対?どっちだろうか。
サムライブルーの監督は日本人?外国人?
1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会以降、6大会連続でW杯に出場しているサッカー日本代表。これまで様々な監督たちが日本代表を指揮し、私たちに多くの興奮と感動を与えてきた。しかしその監督のポストを巡っては「日本人監督」か「外国人監督」かで世論の意見は分かれていると考える。特にヴァヒド・ハリルホジッチ監督(2015-2018)の解任以降その論争が度々行われている印象だ。
実際日本代表はW杯最高成績であるベスト16にこれまで3回進出したが、その内2回は日本人監督によってもたらされたものだった。やはり日本人選手の特性を知る日本人監督が最大のパフォーマンスを引き出してくれるというも一理ある。だが、これから世界と渡り歩いて行くためには私たちがまったく知らない領域へ進まなければならず、その核心を持っている人間は日本以外でフットボールの経験値を積んだ外国人監督ではないかという意見も存在している。あなたはサムライブルーの監督には日本人監督?外国人監督?どっちだろうか?
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