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C大阪・坂元達裕の海外移籍が秒読みに!交渉は最終段階と現地報道

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属する日本代表MF坂元達裕(25)は、海外移籍がほぼ確実となっているようだ。28日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 坂元達裕は前橋育英高校や東洋大学をへて、2019年にモンテディオ山形へ入団。プロ1年目からJ2リーグで35試合に先発出場し、7ゴール4アシストと結果を残すと、2019シーズン終了後にセレッソ大阪へ完全移籍。昨季はミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のもとでJ1リーグ33試合でスタメンに抜てきされると、監督交代の中で迎えた今季も右サイドを主戦場に32試合に先発出場し6ゴール5アシストをマーク。今年3月には初めて日本代表に招集されるなど、Jリーグ屈指の有望株として注目を集めている。

 その中、『VOETBAL』の報道によると、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKVオーステンデがすでに坂元達裕の獲得に乗り出しているとのこと。すでにセレッソ大阪幹部と複数回にわたり会談を行っており、交渉は最終段階に入っているという。また、『VOETBAL』は坂元達裕とセレッソ大阪との現行契約は2022年1月31日までと伝えている。

 なお、KVオーステンデはリーグ戦21試合を終えた時点で、勝ち点23の獲得にとどまっており、18クラブ中14位に沈んでいる。また、チーム全体の得点数が「23」とリーグで4番目に少ない。

 そのため、今冬の移籍ウィンドウでは攻撃陣の強化を課題に掲げており、すでにメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズから攻撃的右サイドバックであるアメリカ代表DFカイル・ダンカン(24)の獲得を決めている。