明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するベトナム代表GKダン・バン・ラム(28)は、負傷により一足早く帰国していたが、年明けにも再来日するようだ。16日、ベトナムメディア『Zing news』が伝えている。
ロシア人の母親をもつダン・バン・ラムは、タイ1部の強豪ムアントン・ユナイテッドで正守護神として活躍した後、ヨーロッパ方面からオファーが届く中、今年1月にセレッソ大阪へ加入。ただ、韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)やバックアッパーのGK松井謙弥(36)の間に割って入ることはできず、今季は公式戦2試合の出場にとどまっていた。
また、同選手は9月13日のトレーニング中に左肩関節脱臼という大怪我を負うと、全治4か月と診断。クラブの了承を得た上で10月下旬にロシアへ帰国し、リハビリに励んでいた。
その中、『Zing news』の報道によると、ダン・バン・ラムのコンディションは順調に回復しているとのこと。当初の予定よりもおよそ1カ月程度早く復帰できるものとみられる。また、来年1月1日に日本へ向けて出発する予定となっており、14日間の隔離期間をへてセレッソ大阪のトレーニングに合流するようだ。
なお、セレッソ大阪は今月13日、松井謙弥が契約満了により退団することを公式発表している。そのため、ベトナム国内の複数メディアは、ダン・バン・ラムがバックアッパー1番手として来季の構想に含まれていると伝えている。
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