レアル・マドリードが、チェルシーに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの獲得レースでポールポジションに立っているようだ。イギリス『インデペンデント』が伝えた。
2017年夏にローマから加入して以降、これまで公式戦通算169試合に出場しているリュディガー。昨季途中から就任したトーマス・トゥヘル監督体制ではレギュラーに返り咲き、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献するなど、最終ラインからチームを支えている。
そのリュディガーとチェルシーの現行契約は今季限りとなっているものの、年俸面を巡って延長交渉が難航。そのなかで、バイエルン・ミュンヘンやパリ・サンジェルマン(PSG)などが目を光らせるなかで、マドリードはドイツ代表DFの兄で代理人のサー・セネシエ氏と数週間前に会談を行い、条件面について非公式ながら合意に至ったようだ。
ただ、まだ正式契約は結んでおらず、セネシエ氏は先週にバイエルンの代理人とも会談したという。トゥヘル監督も「彼にとっては大きな競争相手のいるこの場所が、まさに適切な場所だと思っている」と残留を望むコメントを残していたが、来季はどのチームのユニフォームを着ているのだろうか。
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