
マンチェスター・ユナイテッドが、ロコモティフ・モスクワの強化責任者であるラルフ・ラングニック氏を招へいすることが決定的になったようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。
20日に行われたプレミアリーグ第12節でワトフォードに1-4で惨敗するなど、成績不振を受けてオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任したユナイテッド。アシスタントコーチだったマイケル・キャリック氏が暫定監督を務めており、23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のビジャレアル戦では2-0の勝利を収め、再スタートを切っている。
そうしたなか、パリ・サンジェルマンを率いるマウリシオ・ポチェッティーノを筆頭に複数指揮官をリストアップするユナイテッドは、暫定監督としてラングニック氏と来年5月末までの半年契約で合意に至ったという。ロコモティフが契約解除に同意することが条件になっているというが、ユナイテッドはこれが問題になるとは考えていないようだ。
また、ラングニック氏は暫定監督としての契約終了後も2年間はコンサルタントとしてユナイテッドに留まる模様。なお、同氏は労働許可書の関係もあり、28日に開催されるプレミアリーグ第13節のチェルシー戦には間に合わないとのことだ。
ドイツの複数クラブで指揮を執った名将のラングニック氏は、今夏にロコモティフ・モスクワのスポーツ・開発部門のトップに就任。リバプールのユルゲン・クロップ監督やチェルシーのトーマス・トゥヘル監督、バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督などに大きな影響を与えたことでも知られている。
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