Jリーグ V・ファーレン長崎

1.4億円の買取OP!?長崎、ウェリントン・ハットにブラジル1部復帰の可能性が…

V・ファーレン長崎のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎に所属するブラジル人MFウェリントン・ハット(29)は、今季限りで退団する可能性があるようだ。23日、ブラジルメディア『Sagres 730』のジャーナリストが伝えている。

 ハットは昨年10月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部相当)フェロヴィアリオACからセリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセへ移籍。昨季に公式戦13試合で先発出場するなどブレイクを果たすと、今年3月にV・ファーレン長崎へレンタル移籍により加入していた。

 そんなハットは5月下旬に行われたJ2リーグ第15節・ファジアーノ岡山戦でデビューすると、右サイドのレギュラーに定着。8月下旬の第24節・ツエーゲン金沢戦で負傷したこともあり、しばらく戦列を離れていたが、先月10日開催の第33節・愛媛FC戦で復帰すると、翌節のアルビレックス新潟から第40節・ジュビロ磐田戦まで7試合つづけて先発出場。くわえて直近5試合で3ゴールをあげる活躍を見せていたが、V・ファーレン長崎はすでにJ1昇格の可能性が消滅している。

 その中、『Sagres 730』の報道によると、アトレチコ・ゴイアニエンセの会長はハットが来季に復帰する可能性があると主張しているとのこと。V・ファーレン長崎でのレンタル期間は今季終了後に満了を迎えるが、V・ファーレン長崎が完全移籍での獲得を望む場合には、今年12月までに120万ドル(約1億4000万円)による買い取りオプションを行使する必要があるという。

 なお、V・ファーレン長崎は、ブラジル人MFルアン(31)が契約満了により今季限りで退団する可能性が高いと伝えられている。J1昇格が来季以降に持ち越しとなったこともあり、外国籍選手の編成で見直しを迫られるかもしれない。