アルビレックス新潟を率いるアルベルト・プッチ・オルトネダ監督は、今季終了後にFC東京の監督に就任する可能性が伝えられている。その中、21日開催の明治安田生命J2リーグ第40節・ザスパクサツ群馬戦後の投稿が反響を呼んでいる。
アルベルト監督は昨季からアルビレックス新潟を率いる中、自身のSNSアカウントを通じてクラブを支える方々や、かつてともに仕事をした選手たちに対して感謝のメッセージを送るなど、リスペクトや思いやりの気持ちを言葉に残してきた。
また、アルビレックス新潟は今季、終盤までジュビロ磐田や京都サンガなどとJ1昇格争いを繰り広げてきたが、今月3日開催のJ2リーグ第37節・ジュビロ磐田戦で0-1と敗れたことにより、J1昇格の可能性が消滅。それでも、多くのサポーターからアルベルト監督の続投を求めると、「#アルベルト監督の続投を求めます」というハッシュタグ付きの投稿がSNSで拡散されたことがJリーグファンの間で話題に上がっていた。
その中、日本国内の複数メディアはアルベルト氏が今季限りでアルビレックス新潟の指揮官を退任し、来季からFC東京を率いると報道。これにはアルビレックス新潟のサポーターからSNS上で落胆の声が上がっていたほか、2シーズンの功績に対して感謝するコメントが寄せられていた。
すると、アルベルト監督はザスパクサツ群馬戦後にSNSを更新。アウェイゴール裏に駆けつけたサポーターの前で目頭を熱くする自身の姿をアップするとともに「チームはキックオフの瞬間から勝利を目指して戦ってくれましたし、攻撃的な素晴らしい試合をしてくれました。サポーターのみなさん、素晴らしい応援をありがとうございました。ご存じのとおり、私はみなさんのことが大好きです。こんなにも愛される資格は私にはありませんよ、、、」と投稿すると、サポーターから「ありがとう!」、「大好きです!」、「アイシテル!」と次々と感謝の言葉が届いている。
なお、アルビレックス新潟はザスパクサツ群馬戦で0-0の引き分けに終わっている。これまで絶大な支持を得てきたアルベルト監督は、残り2試合で勝ち点6をつかむことに集中するはずだ。
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