ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル指揮官、依然苦しむベルギー代表MFに言及「彼は幸せではない」

エデン・アザール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督が、ベルギー代表MFエデン・アザールの状態について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

 2019年夏に推定移籍金1億ユーロ(約131億6000万円)でチェルシーから「夢」と公言していたレアル・マドリードに加入したアザール。だが、負傷離脱を繰り返しており、ここまで公式戦54試合の出場で5ゴール9アシストの成績にとどまるなど、輝きを放ったチェルシー時代のパフォーマンスを披露できていない。

 今季はブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールの影に隠れていることから今冬に移籍する可能性があるとも報じられているアザールに関してアンチェロッティ監督は、アンラッキーだと言及。また、21日に行われるラ・リーガ第14節のグラナダ戦を欠場することを明言している。

 「アザールはあまり出場していない他の選手と同じだ。幸せではない。乗り越えようとしているこの瞬間に彼が満足しているのであれば、私を悩ませる。彼は不運なことに胃腸炎になってしまい、2、3日は家にいなければいけない。だから、明日の試合に出場することは不可能だ」