明治安田生命J1リーグの浦和レッズは16日夕方、元日本代表DF槙野智章(34)が今季終了後に退団することを公式発表している。その中、長年にわたり浦和レッズを支え、今季限りで現役を引退する元日本代表MF阿部勇樹(40)から槙野智章へ向けたメッセージが話題を呼んでいる。
槙野智章は2012年に1.FCケルンから浦和レッズへ加入。当時チームを率いていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督から信頼を寄せられる中、絶対的なディフェンスリーダーとしてピッチに立ち続けると、2016年にYBCルヴァンカップのタイトルを獲得。また、翌2017シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献するなど、浦和レッズに数多くのタイトルをもたらしてきた。
同選手は、リカルド・ロドリゲス監督のもとで東京五輪開催前までレギュラーを張っていたものの、8月末のJ1リーグ第27節・湘南ベルマーレ戦を最後にリーグ戦でのスタメン出場がない状況に。守備陣での序列低下が顕著になると、リーグ戦3試合と天皇杯準決勝・セレッソ大阪戦を残す中で今季終了後の退団が公式発表されている。
その中、今月14日に今季限りでの現役引退を発表した阿部勇樹が16日にSNSを更新。大舞台での時間をともに過ごした槙野智章に対して「2012年、浦和レッズに共に加入した仲間!常にポジティブで素晴らしい雰囲気を作ってくれた!チームそして自分自身がどう成長するのかをよく考えていたね!」
「 浦和のために闘ってきた浦和の漢!槙野智章!共に闘えたこと、素晴らしい時間を過ごせたこと感謝しています!最後まで共に闘おうぜ!」と感謝の言葉を寄せている。
これには、浦和レッズのサポーターから「阿部さんと槙野さんには感謝しかない」、「最後まで一緒に闘おう!」、「最後天皇杯獲ろう」と両選手に対する感謝や激励のメッセージが送られている。
浦和レッズは来季AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得にむけて重要な試合を残しているだけに、両選手の活躍を期待する声が高まっている。
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