リトアニア1部の強豪FKスードゥバに所属するMF本田圭佑(35)は13日、自身の公式YouTubeチャンネルにおけるライブ配信で、かつてミランでともに過ごしたフィリッポ・インザーギ元監督の人柄や関係性について語った。
本田圭佑は2014年1月にロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)の強豪CSKAモスクワからミランへ完全移籍。ミランではクラレンス・セードルフやシニシャ・ミハイロビッチ、ビンチェンツォ・モンテッラなど複数の監督の指導を受けていたが、フィリッポ・インザーギが率いていた2014/15シーズンにはセリエA26試合でスタメンに抜てきされるなど、出場機会に恵まれていた。
そんな本田圭佑は視聴者から「今でもフィリッポ・インザーギとの交流があるか」と聞かれると「今は連絡とってないですね」と答えている。
そして、同氏のもとでのプレーについては「(彼は)めちゃくちゃやっぱ意識高かったですね。身体能力に恵まれていないのに、あれだけ点がとれてた理由が分かるくらい、すごくストイックな監督でした。それを選手にものすごく求めていたし、求めすぎるがゆえに選手が理解できてないこともあったかもしれないですけど、僕はすごく好きな監督でした」と語った。
フィリッポ・インザーギは現役時代にユベントスで2度のセリエA優勝に貢献。そしてミランでも2度のリーグ優勝を果たしたほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも2回にわたり制覇するなど、華々しい成績を残している。ただ、監督業を始めてからは、2014/15シーズン終了後にミランの指揮官を解任されると、2018/19シーズンにはボローニャでも結果を残せず2019年1月に解任。今季からはブレシア・カルチョを率いており、第12節終了時点でセリエB首位と確かな手腕を発揮している。
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