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田中碧との日本人対決前に暗雲…室屋成所属ハノーファーが監督解任間近に!

FC東京在籍時の室屋成 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF室屋成(27)を擁するハノーファーは、ヤン・ツィンマーマン監督を解任する可能性があるようだ。5日、ドイツメディア『NDR』が伝えている。

 ハノーファーは2018/19シーズンにブンデスリーガで17位に終わり、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)へ降格。2シーズンつづけてブンデスリーガ昇格を果たせずにいると、今季は序盤から黒星が先行。9月26日開催の第8節・SVザントハウゼン戦から5試合連続未勝利と苦戦を強いられており、第12節終了時点で勝ち点12の獲得にとどまっている。また、3部との入れ替え戦枠の16位SVザントハウゼンとは12ポイントで並んでいる。

 そんなハノーファーは、日本代表MF田中碧(23)を擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフとの対戦を6日に控えている。また、ツィンマーマン監督は前日記者会見で「この試合からポジティブなものを得たい。もちろん、良いサッカー、魅力的なサッカーをしたいとは思っているが、まずは勝ち点を稼ぎ、結果を出すことが重要だ」と語っている。

 しかし、『NDR』は「秋のインターナショナルマッチウィークは、クラブが監督人事の再調整を行う時期である」と、ハノーファー首脳陣がデュッセルドルフの結果次第で監督交代に踏み切る可能性があると主張している。

 なお、『NDR』はデュッセルドルフ戦で室屋成の先発出場を予想している。同選手は右サイドバックでDFヤニク・デーム(25)とのポジション争いを演じる中、今季はここまでリーグ戦7試合に先発出場。9月以降はベンチスタートとなることが多かったが、直近2試合ではスタメンに抜てきされている。