明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するMFチャナティップ・ソングラシン(28)と横浜F・マリノスのDFティーラトン・ブンマタン(31)の活躍は、タイ国内で大きな関心を集めている。その中、日本の人気サッカー漫画『キャプテン翼』の登場人物をモチーフとしたフットサルコートがバンコク市内に完成した。
公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、ここ数年間にわたりタイでJリーグの認知度を高めるためのビジネスを展開。タイ代表の主力選手であるチャナティップやティーラトンが日本で成功を収めていることもあり、タイ国内でのJリーグに対する人気は右肩上がりとなっている。
その中、今回のプロジェクトでは、バンコク中心部のラチャテウィにあるフットサルコートに『キャプテン翼』の主人公である大空翼を参考にして、チャナティップやティーラトンの姿が描かれているほか、まわりにある建物の壁にはFC琉球に所属するFWシティチョーク・パソ(22)も描かれている。
タイ国内で絶大な人気を誇るチャナティップは5日にSNSを更新。フットサルコートの全体写真をアップした上で、日本とタイの国旗、それに両手を合わせる絵文字を交えて感謝の気持ちを示している。
さらに『キャプテン翼』の制作を手がけた漫画家の高橋陽一氏は6日、チャナティップのツイートを引用した上で「Jリーグ×タイのプロジェクトで描いたチャナティップ選手(札幌)、ティーラトン選手(横浜FM)、パソ選手(琉球)と、翼たちのイラストが、タイのフットサルコートのビジュアルに活用されました。コロナが収まって、また普通に海外に行けるようになったら、ぜひ現地に行ってみたいです」とコメントを残している。
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