セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は4日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節・フェレンツバーロシュ戦で1ゴール1アシストをマークし、チームの勝利に貢献した。セルティックの専門サイト『THE CELTIC BHOYS』は、同選手の現状や適正ポジションについて見解を示している。
古橋亨梧は今季ここまで公式戦14試合に先発出場して10ゴールをマーク。レギュラーに定着する中、先月29日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第12節・リビングストン戦ではベンチスタートとなり、チームも0-0の引き分けに終わっていた。
しかし、フェレンツバーロシュ戦では再び3トップの中央で先発出場。すると、前半3分にイスラエル代表FWリエル・アバダ(20)が敵陣でボールを奪い、ショートカウンターを発動。ペナルティエリアでアバダからパスを受けた古橋亨梧は、右足の切り返しで相手ディフェンダーを剥がすと、左足を振りぬきゴールネットを揺らしている。
さらに2-1で迎えた後半15分には、古橋亨梧がペナルティエリア内に走り込んだアバダへスルーパスを供給。アバダがダイレクトでシュートを放ち、ゴールマウス左隅に流し込んだ。その後、セルティックは試合終了間際に1点を返されるものの、フェレンツバーロシュの反撃を凌ぎ3-2で勝利している。
『THE CELTIC BHOYS』は古橋亨梧について「セルティックに来てからの活躍は素晴らしく、キョウゴの勢いは衰えていない。彼はすでに2桁ゴールをあげており、シーズンを通してこのようなプレーを続けて怪我をしなければ、さらに多くのゴールをあげるだろう。フェレンツバーロシュ戦では、運が良ければもう1ゴール決められたかもしれない」と絶賛。
つづけて「週末の試合(リビングストン戦)で(アンジェ・)ポステコグルーがキョウゴをベンチに置いたことに対しては、批判もあった。ただ、今はシーズンを通して休養が必要だろうし、当然のことだ。すべての試合でプレーできるわけではない」
「しかし、キョウゴがピッチに立っている時、彼は中央でプレーしていなければならない。ウイングでプレーするにはあまりにも優れている」とフェレンツバーロシュ戦のように3トップの中央で起用することが望ましいと主張した。
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