今季限りで国内トップリーグを担当する審判員から退くことになった家本政明氏は3日、明治安田生命J1リーグ第34節・アビスパ福岡対大分トリニータで主審を務めた。そんな家本政明氏に対して、アビスパ福岡に所属するDFエミル・サロモンソン(32)が労いのメッセージを送っている。
家本政明氏は2002年からJリーグ公式戦での審判員を担当。これまでリーグ戦500試合以上でピッチに立つと、先月30日に行われたYBCルヴァンカップ決勝・名古屋グランパス対セレッソ大阪でも主審を担当。選手たちと丁寧にコミュニケーションをとりながら試合を進めたことで、多くのJリーグファンから称賛の声が上がっていた。
同氏はベスト電器スタジアムで開催されたアビスパ福岡対大分トリニータでも笛を吹くと、観客から拍手を受け、両クラブの選手からも声を掛けられている。その中、この試合でフル出場したサロモンソンは試合後にSNSを更新。「家本さんの素晴らしいキャリアを祝福したいと思います。今後の幸運を祈っています」と投稿し、家本政明審判員に対して労いの言葉を寄せている。
なお、この一戦は前半32分にカメルーン代表FWジョン・マリ(28)のゴールでアビスパ福岡が先制すると、大分トリニータの反撃を断ちきり1-0とアビスパ福岡が勝利している。
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