アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(22)は30日、プレミアリーグ第10節・レスター・シティ戦でフル出場し、チームの勝利に貢献。試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が同選手を褒め称えた。イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
冨安健洋は今夏にボローニャからアーセナルへ完全移籍すると、先月11日開催のプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦でデビュー。すぐに右サイドバックでレギュラーに定着すると、レスター戦でも右サイドバックのポジションで先発出場。アーセナルが前半20分までに2点を先行する中、イングランド代表GKアーロン・ラムズデール(23)らとともに守備で再三にわたり好プレーを見せていた。
そんな冨安健洋についてアルテタ監督は「彼がここにいてくれて嬉しい。何よりも、彼は人として素晴らしい人格を持っている。最高のプロフェッショナルであり、最終ラインに落ち着きを与えてくれている。守備でのプレーや我々の求めることに対する理解度はトップレベルだ。この国のフットボールへの適応とそれを成し遂げた彼のやり方は、賞賛に値すると思う」と賛辞の言葉を送っている。
守備陣の奮闘により勝利したアーセナルだが、冨安健洋の加入以降はリーグ戦7試合連続無敗としており、勝ち点を「17」まで伸ばしている。首位のチェルシーから8ポイント差の6位まで浮上しているだけに、今後さらなる躍進が期待される。
コメントランキング