セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は27日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第11節・ハイバーニアン戦で追加点をあげ、チームの勝利に貢献した。そんな古橋亨梧のパフォーマンスに対して、スコットランドの地元紙『ザ・スコッツマン』はチーム内最高評価を与えている。
古橋亨梧はハイバーニアン戦で3トップの中央で先発出場。セルティックが序盤から立て続けに2ゴールを奪う中で迎えた30分、右サイドからのFWジョタ(22)の折り返しに古橋亨梧は右足で流し込み、チームに追加点をもたらしている。また、セルティックは前半に1点を返されたものの、後半は無失点に抑えて3-1と勝利を飾った。
このゴールにより、古橋亨梧は早くも今季10得点という記録に到達している。その中、『ザ・スコッツマン』は同選手に対して「8」(1~10の10段階評価)とチーム内最高評価を与えた上で「この日本人ストライカーはまるで超自然的なエネルギーを持っているかのように、その走力とディフェンスを切り裂く目を持っている」
「セルティックの3ゴール目におけるシンプルなフィニッシュを見ると、彼が再びハットトリックを達成できる可能性のある夜だった」と同選手のパフォーマンスを解説。ハットトリックを達成した8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦に匹敵するほどの良い動きを見せていたと主張している。
また、古橋亨梧と同じく、元イングランド代表GKジョー・ハート(34)に対しても「1対1の場面で2度セーブし、重要な役割を果たした」として「8」とチーム内最高評価を与えている。
一方、センターフォワードのポジションにおいて古橋亨梧のライバルであるギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)には「先週末のセルティック移籍後初ゴールにつづくチャンスはなかった」として「5」と及第点以下の評価を下している。ギアクマキスは前節のセント・ジョンストン戦で初めて先発メンバーに名を連ねてゴールをあげていたが、この試合ではベンチスタートとなり68分から出場していた。
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