セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、すでに数多くのサポーターから絶大な支持を得ている。その中、イギリスメディア『90min』は19日、古橋亨梧のみならず元イングランド代表GKジョー・ハート(34)の活躍ぶりも取り上げた。
ハートは今年8月上旬にトッテナム・ホットスパーからセルティックへ完全移籍すると、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第2節・ダンディー・ユナイテッド戦から公式戦全試合でフル出場。今月19日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節・フェレンツバーロシュ戦でもゴールマウスを守り、無失点での勝利に大きく貢献している。
そんなハートについて、『90min』は「ハートがセルティックにやって来た時、彼が直近数シーズンにわたって活躍していなかったため、サポーターから懐疑的な視線を向けられていた」と紹介。そして、加入当初の評価を覆した要因として、これまでの数試合で自らのスーパーセーブでチームを救ったほか、キャプテンマークを巻くなどリーダーシップを発揮したことをあげている。
また、同選手はフェレンツバーロシュ戦で勝利した後、ファンに対して「火曜日の午後3時半キックオフという中、このスタジアムを満員にするためにも僕たちは勝つことしかできなかったよ。もし違った結果になっていたら、ファンは失望していただろうね」とクラブ公式サイトを通じてメッセージを送っている。
なお、セルティックのホームスタジアムがあるグラスゴーで、今月末から第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が行われる。そのため、当初は来月5日開催予定のELグループステージ第4節・フェレンツバーロシュ戦がホームゲームとなっていたが、試合会場を第3節と入れ替える措置が取られていた。
くわえて、セルティックのライバルであるレンジャーズもELグループステージに参戦。レンジャーズのホームゲームは今月21日夜に組まれており、グラスゴー市内の混雑を避けるためにも、セルティックのホームゲームが2日前に前倒しになった上、かつ平日にもかかわらず現地時間の午後3時30分にキックオフ時刻が設定されていた。
コメントランキング