明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する元日本代表DF槙野智章（34）は、Jリーグのホームタウン制度に何らかの変更が加えられる可能性に対して前向きなコメントを残した。
Jリーグは1993年の創設時から地域密着を理念に掲げており、Jリーグクラブはサッカー教室の展開や営業活動は原則としてホームタウン内で行われてきた。しかし、一部メディアが来季以降にホームタウン以外の活動も容認する方向に舵を切る方向で議論が進んでいると17日に報道。これには、Jリーグのサポーターや識者から様々な意見が上がっている。
その中、槙野智章は自身のSNSアカウントを更新。ホームタウン制度関連の報道に対して「仕掛けたもん勝ち。このやり方こそ、アイデアを出し行動する事、チャレンジする事に意味がある。やらないクラブは置いてかれる」と投稿している。
これには、一部のファンから同選手の投稿に賛同する声が上がっているが、「全く良いと思えない」、「クラブはサポーターに置いていかれる」とホームタウン制度の継続を求める意見が寄せられている。そして「選手がコメントをするのはどうかと思う」、「まだ決まってもいないのにこの発言は頂けない」と決定事項ではない中での言及に不快感を示すSNSユーザーも多く見られる。
なお、Jリーグのホームタウン制度に関する報道には、鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が「Jリーグもクラブも今までのホームタウンを中心とする考え方を変更することはなく、100年構想にあるようにこれからもホームタウンとともに歩んでいく方針です」とホームタウン制度継続の認識を示している。
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