Jリーグ ギラヴァンツ北九州

北九州対東京Vで主審負傷退場に家本政明氏も心配…第4審判には「すごくよかった」と絶賛

ギラヴァンツ北九州

 明治安田生命J2リーグ第34節・ギラヴァンツ北九州対東京ヴェルディは主審が負傷交代したことで話題を呼んでいるが、プロフェッショナルレフェリーとして公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と契約する家本政明氏もこの出来事に言及した。

 ミクニワールドスタジアム北九州で16日に開催された一戦では、東京ヴェルディが1-0とリードして迎えた後半37分、山岡良介主審がギラヴァンツ北九州のDF藤谷壮(23)のパスを回避しようとジャンプ。着地した際に右ひざを負傷すると、苦悶の表情を浮かべながら担架に乗せられてピッチを後にした。そして山岡良介氏のかわりに第4審判の上田隆生氏が急きょ主審を担当。後半41分以降に両チームあわせて3ゴールをあげるというスリリングな展開の中で試合を裁いている。

 Jリーグ公式戦でめったに見られない主審の途中交代がファンの間で話題に上がる中、家本政明氏は17日にSNSを更新。「昨日の試合中に負傷された山岡さん、重症でない事と一日も早い回復を心から願っております。急遽主審された上田さん、すごくよかったです。そして山岡さんを気遣って下さりました両チームの選手の皆さまとファン・サポーターの皆さまの対応には本当に感動しました。ありがとうございました」とコメントを残している。

 これには、Jリーグファンから「1日も早い回復を願っています」と山岡良介氏の状態を心配する声が上がっているほか、「上田さんかっこよかった」と上田隆生氏のレフリングに対する称賛のコメントも寄せられている。