元なでしこジャパン(日本女子代表)MF川澄奈穂美(36)は、現在アメリカ女子プロリーグ(NWSL)のゴッサムFCでプレーしている。その中、同選手は6日開催のワシントン・スピリット戦後に、NWSLにおけるセクシャルハラスメント(セクハラ)問題に対する遺憾の意を示した。
ゴッサムFC対ワシントン・スピリットでは、前半6分に試合が中断。川澄奈穂美やワシントン・スピリットに所属するFW横山久美(28)、DF宝田沙織(21)など両クラブの選手たちがピッチ中央で1分間にわたり円陣を組んでいる。また、NWSLにおける他の公式戦でも同様の光景が見られている。
NWSLでは今月1日、ノースカロライナ・カレッジを指揮していたポール・ライリー氏が選手に対して性的不正行為に及んでいたとして解任されており、同氏の行為を非難する目的で円陣を組んでいるという。
また、川澄奈穂美は試合後に自身のSNSアカウントを更新。今回の問題について「現在、NWSLでセクハラ問題が起きています。それに対し、選手たちが一丸となって立ち向かうことを今日の試合中に意思表示しました。問題が封印されていた“6”年間にちなみ、前半“6”分に両チーム選手が集まり円陣を組みました。被害者をサポートし、二度とこんな事がないリーグに」とコメントを残している。
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