プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカは、先月29日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・バルセロナ戦で勝利したものの、今月3日のプリメイラリーガ第8節・ポルティモネンセ戦で0-1と金星を献上した。その中、ポルティモネンセのクラブ公式アカウントにおける投稿がにわかに注目を集めている。4日、ポルトガル紙『レコルド』が報じた。
ベンフィカは前節終了時点で7戦全勝とする中、バルセロナ戦では対戦相手の枠内シュートを1本に抑えて3-0により快勝。また、チームを率いるジョルジェ・ジェズス監督はポルティモネンセ戦の前日記者会見で「バルセロナよりもポルティモネンセの方がはるかに良い守備をする」というコメントを残していたことが話題を呼んでいた。
一方、ポルティモネンセは日本代表MF中島翔哉(27)や浦和レッズでプレーした過去をもつブラジル人MFエヴェルトン(28)をはじめ多くの負傷者を抱える中、アウェイでのベンフィカ戦に臨んでいた。そのポルティモネンセはブラジル人GKサムエル(27)が好セーブを連発して前半を0-0で終えると66分、左サイドのコーナーキックにDFルーカス(27)がニアサイドで頭であわせて先制ゴールをマーク。その後はベンフィカの猛攻をしのぎ、1-0と大金星をあげていた。
そんなポルティモネンセは4日にクラブ公式ツイッターアカウントを更新。ゴールライン間近から撮影したベンフィカ戦での先制ゴールの動画をアップするとともに「バルサよ、見たか」と投稿。これに対しては、ポルトガル代表の公式ツイッターアカウントが「面白い事実。今日、ポルトガル国内全体が世界チャンピオンを目覚めさせた」とリプライをするなど、各方面から多くのコメントが寄せられている。
なお、この一戦では浦和レッズに在籍していたブラジル人FWファブリシオ(31)が先発出場し、後半途中までプレーしている。苦戦を強いられるバルセロナに関心が集まる中、歴史的な勝利を収めたポルティモネンセに対する注目度も高まっている。
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