ジネディーヌ・ジダン氏は昨季終了後にレアル・マドリードの監督を退任して以降フリーの身となっている。その中、スペインメディア『ミオトラリーガ』は4日、同氏は監督業を再開しない驚きの理由を明かした。
ジダン氏はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした2017/18シーズン終了後、一度レアル・マドリード指揮官を退任。しかし、2018/19シーズン途中に再びレアル・マドリード監督に復帰すると、2019/20シーズンはラ・リーガを制覇。ただ、昨季はCLベスト4という成績に終わったほか、リーグ戦でも逆転優勝を果たせず無冠で終了。クラブ首脳陣は続投を要請していたが、本人の意向により退任となっていた。
同氏の去就を巡っては、スペインの一部メディアがパリ・サンジェルマン(PSG)や今季開幕から黒星が先行するユベントスで指揮を執る可能性を伝えていた。しかし、『ミオトラリーガ』はジダン氏が現時点で監督業復帰に消極的である理由として、総資産が1億2500万ドル(約140億円)にのぼることをあげている。
現役時代にユベントスやレアル・マドリードなどで活躍し、指導者キャリアでも多くのタイトルを獲得してきたジダン氏としては、余裕をもって日々を過ごしているだけに、現場復帰を急ぐ考えはないかもしれない。
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