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「彼が途中出場して…」伊東純也、ダービーでの決勝弾アシストに興奮!

伊東純也 写真提供:Gettyimages

 KRCヘンクに所属する日本代表FW伊東純也(28)は19日、FW鈴木優磨(25)、FW原大智(22)、U24日本代表FW林大地(24)などを擁するシント=トロイデンVV(STVV)とのダービーマッチにフル出場した。同選手はチームの勝利に貢献したことに対して充実感を得ているようだ。20日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 伊東純也は今月16日に開催されたUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第1節・ラピッド・ウィーン戦で後半アディショナルタイムに決勝ゴールをアシスト。それから中2日で迎えたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第8節・STVV戦でも先発メンバーでも先発出場。1-1で迎えた83分に味方からのパスを受けるとペナルティエリア内右隅から中央へ折り返し、勝ち越しゴールをアシスト。チームは2-1でダービーマッチを制した。

 試合後、伊東純也はメディアインタビューで「この試合は日本でも注目を集めていました。もしこの試合で負けたならば、しばらく気分良くなかったでしょう」と多くの日本人選手がピッチに立ったダービーマッチに対する注目度に言及。

 その上で「我々はそこまで悪いプレーをしていませんでした。ただ、どこかで(プレーが)機械的になる時もありました。終盤になって試合展開が変わりましたね。もちろん、(パウル・)オヌアチュが途中から出場したことによって、僕自身にも変化が生まれました。彼とは互いにうまくやれていますし、そんな彼と再び一緒にプレーできて嬉しいですよ。彼のゴールをアシストできましたしね」と決勝ゴールのアシストを喜んだ。

 なお、伊東純也は2019年1月、明治安田生命J1リーグの柏レイソルからKRCヘンクへ加入。昨季は右サイドを主戦場に公式戦42試合に出場して12ゴール16アシストをマークするなど、ベルギー1部を代表するアタッカーとして名を馳せていた。そして今季もここまで公式戦全11試合で先発出場。先月14日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第4節・OHルーヴェン戦では味方とワンタッチによる素早いパス交換からスーパーゴールを決めており、8月のリーグ月間最優秀ゴールに選出されている。