Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌ジェイの冨安健洋絶賛に英メディアも反応!右SBのファーストチョイスと高評価

ジェイ・ボスロイド 写真提供: Gettyimages

 アーセナルの新戦力である日本代表DF冨安健洋(22)によるプレミアリーグでの鮮烈デビューには多くの称賛の声が寄せられている。明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するイギリス人FWジェイ・ボスロイド(39)も冨安健洋のパフォーマンスを称えていたが、現地メディアがジェイのコメントに注目しているようだ。

 冨安健洋は今夏の移籍市場最終日である8月31日、移籍金2000万ユーロ(約26億円)+ボーナス300万ユーロ(約3億9000万円)という条件でボローニャからアーセナルへ完全移籍。その後、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦に臨むため、カタールのドーハへ渡航していた。

 そして、代表チームでの活動終了後にアーセナルのトレーニングに合流。過密日程によりチームメイトとの連携面の確認がわずか2日しかできなかったものの、11日に行われたプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦でいきなり先発出場。右サイドバックのポジションで出場した同選手は、ポゼッション時に敵陣深い位置に顔を出す場面があったほか、守備面でも対人戦で勝利するなど安定したパフォーマンスを披露。63分で途中交代となったが、クリーンシートでの勝利に大きく貢献していた。

 ミケル・アルテタ監督はプレミアリーグでのデビューを飾った冨安健洋について「本当にポジティブだ。彼に会った時の第一印象は喜びや幸せ、エネルギーに満ち溢れていた。ピッチに立った瞬間、本当に集中していたし、自分の役割をよく理解していた」と絶賛。多くのイギリスメディアも同選手のパフォーマンスを高く評価していた。

 その中、ジェイも12日に自身のSNSアカウントを通じて冨安健洋に言及。「今日のトミヤスはソリッドだったし、彼にとってとても良いデビュー戦だったね。素晴らしいゴールも決まりかけていた。アーセナルのファンは彼がやってきてとても幸せだよ。彼はエネルギーがあることを証明したし、何度も良いオーバーラップを仕掛けていた。ほとんどのディフェンダーは守備面で評価されるけど、今日の彼はとても良いパフォーマンスだったね」とコメントを残していた。

 このジェイの評価には『HITC』が記事内にツイートを引用するなど、英メディアの間でも注目を集めている。また、『HITC』は冨安健洋がチームを勇気づけるパフォーマンスを発揮しており、右サイドバックにおけるファーストチョイスであると主張している。

 なお、アーセナルは18日に第5節・バーンリー戦を控えている。ノリッジ戦につづいて、冨安健洋のパフォーマンスに注目が集まるはずだ。