ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・アントワープに所属する日本代表MF三好康児(24)は、先月26日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・プレーオフの2ndレグ・オモニア戦でゴールを決めているが、この得点がクラブの選出する月間ベストゴールに輝いた。6日、クラブ公式サイトが伝えている。
アントワープは先月19日に敵地で行われたオモニア戦1stレグで2-4と敗戦。ホームでの2ndレグでは、グループステージ進出のために2点差以上での勝利が絶対条件となっていた。その中、三好康児はこの一戦で先発出場すると、28分にゴールキックからFWヨハネス・エッゲシュタイン(21)が空中戦で競り勝った時のセカンドボールに反応。相手のディフェンスラインの裏に抜け出すと、ファーストタッチで相手GKの頭の上をこすループシュートを放ち、ネットを揺らしていた。
そしてアントワープは後半終了間際の84分にもゴールを決め、1stレグとの合計スコアで追いつくと、PK戦の末に勝利。見事グループステージ進出を決めている。クラブはオモニア戦1stレグでの三好康児のゴールも含めて、6シーンを先月のベストゴール候補にあげていたが、ファンによる投票の末に2ndレグでグループステージ進出のきっかけを生み出した三好康児の得点を選んだ。
U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場し、今月はじめにはファンに向けて結婚を報告した三好康児。イスラエル代表MFリオル・ラファエロフ(35)がベルギー国内の強豪アンデルレヒトへ移籍したこともあり、攻撃陣の主力として期待を寄せられる中、さらなる成長が求められる。
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