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カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスへの移籍を果たしたブラジル人MFウィリアン(33)は、昨シーズン所属したアーセナルに対する不満を口にした。
ウィリアンは2020年夏にチェルシーを退団してアーセナルへ加入。チェルシーが提示した2年契約延長を上回る3年契約に合意し同じロンドンのライバルクラブへの移籍を果たした。しかしアーセナルに入団してからのウィリアンはかつてチェルシーで目撃されたものではなく、リーグ戦1ゴール5アシストと本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
ウィリアンはアーセナルとの契約を2023年6月まで残していたが残り2年の契約を両者合意のもと解除。たった1シーズンのみで退団することが発表され、キャリアをスタートさせたコリンチャンスへ復帰が決定した。
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ウィリアンは、「(自身の今後について)家族や身近な人たちとよく考えた。不運にもアーセナルで過ごした時間は良くなかった。そのときのことを事細かに語ることはしない。ただあのクラブでは幸せではなかった。」と渋い表情で答えた。
また「最善の決断はブラジルに戻ることだった。別の(クラブでプレーする)機会もあったが、故郷と家族が近くにあるコリンチャンスへ復帰することを望んだ。」とコリンチャンス帰還への経緯についても触れている。その時のウィリアンの面持ちは少しだけ明るかった。
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