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アーセナルDFベジェリン、ベティス移籍が決定的に!バルサ復帰の噂も…

エクトル・ベジェリン 写真提供: Gettyimages

 アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(26)は当初、バルセロナやインテルへ移籍する可能性が噂されていた。しかし、同選手の新天地はレアル・ベティスに決まったようだ。31日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』のジャーナリストが伝えている。

 ベジェリンはバルセロナの下部組織でキャリアをスタートさせると、2012年夏にアーセナルへ加入。その後、ワトフォードへのレンタル移籍をへて2014年夏にトップチーム昇格すると、アーセン・ベンゲル元監督のもとで右サイドバックのレギュラーに定着。2020/21シーズンも今年2月までは主力としてプレミアリーグ22試合で先発メンバーに名を連ねていたが、3月以降は出場機会が大幅に減少。そして今季は13日に行われたプレミアリーグ開幕節・ブレントフォード戦でベンチ入りしたものの、以降の公式戦ではすべてメンバー外となっている。

 ベジェリンはアーセナルとの契約を2023年6月まで残しているが、本人は今夏退団を望んでいることから、すでに契約延長のオファーを拒否。今夏退団が確実視される中、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(22)の後釜として、インテルへ移籍する可能性が伝えられていたが、噂は立ち消えとなっていた。

 また、今週に入ってバルセロナがトッテナム・ホットスパーへブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(22)を放出する場合に、ベジェリンの獲得に向かうと報じられていた。しかし、30日までにレアル・ベティスがレンタルによる同選手獲得で選手サイドやアーセナルと合意に至ったとのこと。本人は31日にもメディカルチェックを受けることになっているようだ。