10位:ガナザウルス(アーセナル)
評価:4.5/10
サッカー界で最も有名なマスコットといえば、1994年に誕生したアーセナル(イングランド)の「ガナザウルス」であろう。1993/94シーズン中、アーセナルは子供サポーターにマスコットを描いてもらうキャンペーンを行い、その中から選ばれたのがこの“ぽっちゃり恐竜”であった。
ガナザウルスは、新型コロナウイルスによる財政難によって一時職を失った。2020年10月に27年間に渡ってマスコットの中の人を務めたジェリー・クィ氏の解雇が発表される。しかしサポーターによるクラウドファンディングや、当時アーセナルに所属したMFメスト・エジルらの行動によって、復活を果たしている。
9位:ヘルティーニョ(ヘルタ・ベルリン)
評価:4.6/10
1999年からヘルタ・ベルリン(ドイツ)のサポーターを盛り上げているのは、ブラジル出身のヒグマ「ヘルティーニョ」だ。取り柄は笑顔であり、撮影したいサポーターがいれば喜んでポーズをとるようだ。サッカーの試合だけではなく、ベルリンやその周辺で行われる多くのイベントにも顔を出しているという。
8位:ジェルマン・ザ・リンクス(PSG)
評価:4.8/10
メッシを含む多くのスーパースターが揃うパリ・サンジェルマン(フランス)には、その強さを表現するに相応しいマスコットがいる。その名は「ジェルマン・ザ・リンクス」である。リンクス(オオヤマネコ)は、スピードと優れた視力も持ち、シカなどの大きな獲物も狙える動物だ。PSGに優れたゲームビジョン、勝利への本能、競争力をもたらすよう考えられたキャラクターのようだ。
7位:フィルバート・フォックス(レスター)
評価:5.7/10
1992年からレスター・シティ(イングランド)のマスコットを務める「フィルバート・フォックス」。コロナ禍で無観客になるまでは一度もホーム試合を逃したことがなく、出場数は1000試合を超えているという。2015/16シーズンにレスターは歴代初のプレミアリーグ優勝を果たし、フィルバートもそのトロフィーを掲げた。また翌シーズン初進出となったチャンピオンズリーグ(CL)では、アウェイ試合でもクラブを応援してきた。
6位:ベアニー(バイエルン・ミュンヘン)
評価:6.2/10
身長2m、体重99kgの巨大熊「ベアニー」は、2004年に誕生したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のマスコットである。可愛らしい顔の持ち主で、人気あるキャラクターだ。2015年9月22日に行われたバイエルン対ヴォルフスブルク戦、FWロベルト・レバンドフスキがブンデスリーガ史上最速の約9分で5得点という記録を挙げた(記録は3得点目、4得点目、5得点目)。サポーターは同試合後にベアニーとレバンドフスキがハグする姿をは忘れられないことだろう。
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