ユベントス、伊代表FWキーン復帰が決定的に！明日にもメディカルチェックへ

　ユベントスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（36）のマンチェスター・ユナイテッド移籍が正式決定した。その中、エバートンに所属するイタリア代表FWモイーズ・キーン（21）の復帰がほぼ確実となったようだ。28日、イギリス『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。

　ロナウドはユベントスとの契約を来年6月まで残す中、今夏移籍の可能性が報じられると、27日にチームメイトへ別れの挨拶をすませて代理人のジョルジュ・メンデス氏とともにトリノを後にしていた。そして数時間後にマンチェスター・ユナイテッドが移籍金1500万ユーロ（約19億円）＋ボーナス800万ユーロ（約10億円）によりロナウドを獲得することでユベントスと合意に至ったと公式発表している。

　一方、ユベントスはロナウドにかわるストライカーとして、2018/19シーズンまで在籍していたキーンの呼び戻しに注力。26日に同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と会談を行い合意を取り付けていた。また、ユベントスはエバートンとの交渉も進めると、27日までに2000万ユーロ（約27億円）の買い取り義務が付いた1年レンタルによりクラブ間合意に達したという。

　また、キーン本人は28日にトリノ入りして翌日にメディカルチェックを受ける予定となっている模様。メディカルチェックで問題がなければ、正式にサインを交わすことになる。

　なお、キーンはユベントスでトップチーム昇格を果たした後、2019年夏にエバートンへ完全移籍。エバートンではレギュラーに定着することができなかったが、昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わると、公式戦28試合に先発出場して18ゴールをマーク。ただ、本人のPSG残留という思いとは裏腹にエバートンへの復帰していた。