レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)に対して、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(22)の獲得オファーを提示しているが、すでに選手サイドとは合意に達しているようだ。24日、フランス紙『ル・パリジャン』が報じている。
ムバッペとPSGの契約期間が来年6月までである中、両者はこれまで契約延長交渉を行ってきた。しかし、選手サイドは複数回にわたり新契約のオファーを拒否すると、今月はじめにも2026年6月までの5年契約のオファーを却下。これにより、PSG首脳陣は契約延長交渉を打ち切る可能性が高いと伝えられていた。
その中、レアル・マドリードは今週はじめに移籍金1億6000万ユーロ(約206億円)による同選手の獲得オファーをPSGに提示したと伝えられているが、ムバッペ本人はPSG首脳陣に対してレアル・マドリードへの加入を望んでいることを告げた模様。また、レアル・マドリードは選手サイドと契約締結で合意に達したとことだ。
ただ、アメリカメディア『ESPN』の報道によると、PSGは2億ユーロ(約258億円)を求めている模様。一方で、『ル・パリジャン』はPSGが1億6000万ユーロによるオファーを受け入れるかどうか検討段階にあると伝えている。
なお、ムバッペは2017年夏にモナコからPSGへ加入。ブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、イタリア代表FWモイーズ・キーンらとともに強力な攻撃陣を形成し、昨季は公式戦47試合に出場し42ゴール11アシストをマーク。また、2018年にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会で好パフォーマンスを発揮し優勝に大きく貢献。今夏開催のEURO2020(欧州選手権)にも出場していた。
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