
U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の舞台でプレーしたMFMF堂安律は、再びエールディビジ(オランダ1部)の強豪PSVアイントホーフェンを退団する可能性がささやかれている。堂安律には日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトをはじめ、すでに複数クラブからの関心が伝えられているが、新たにVfLボルフスブルクも同選手の獲得に乗り出すかもしれない。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
堂安律は2019年夏にPSVへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、昨夏にアルミニア・ビーレフェルトへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。昨季はブンデスリーガで全試合に出場して5ゴール3アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に貢献していたが、500万ユーロ(約6億7000万円)による買い取りオプションは行使されず、PSVへの復帰が決まっていた。
しかし、オランダ紙『ED』の報道によると、選手サイドはPSVとの契約期間を2024年6月まで残す中、今夏移籍を望んでいることもあり、現時点でも去就が不透明となっているとのこと。また、先週にマインツからの関心が伝えられると、フランクフルトや日本代表DF室屋成が所属する2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーも移籍先候補に挙がっていた。
その中、昨季のブンデスリーガを4位で終えて今季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したボルフスブルクも堂安律の動向を注視している模様。『スカイスポーツ』は同選手の獲得に650万ユーロ(約8億3000万円)が必要であると主張している。
なお、堂安律はU24日本代表の一員として臨んだ東京五輪男子サッカー競技で、3位決定戦・メキシコ戦までの全6試合に出場。MF久保建英らとともに攻撃陣をけん引したものの、日本代表はメダル獲得を逃していた。
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