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ムバッペ獲得を目指すレアル、今夏ハーランド獲りの可能性を捨てず?

アーリング・ブラウト・ハーランド 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードがボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に動く可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペをメインターゲットに見据えているレアル・マドリード。今夏の補強費として2億ユーロ(約257億3000万円)を用意しているというレアル・マドリードはPSGが来夏に契約満了となるムバッペを1億6000万ユーロ(約205億8000万円)で売却すると推測しており、来夏にハーランドを獲得するプランを持っているようだ。

 そのムバッペは数日中にPSGの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏と会談を行うとみられている。ただ、その話し合いの結果で今夏の獲得が不可と判断した場合、レアル・マドリードはハーランド獲得を最優先事項に掲げる可能性があるという。

 ドルトムントはノルウェー代表FWの売却を希望していないものの、来夏から契約解除金が7500万ユーロ(約96億5000万円)に設定される背景もあり、移籍市場終盤に1億ユーロ(約128億6000万円)以上のオファーを拒否できない可能性があると同メディアは見解を示している。

 2019年12月にザルツブルク(オーストリア)からドルトムントに加入したハーランドは、ブンデスリーガでも驚異的な得点能力を発揮。加入2年目の昨季は公式戦41試合に出場して41ゴール12アシストと圧巻のスタッツを収め、ファンが選出する2020-21シーズンのブンデスリーガ最優秀選手に輝くと、今季開幕戦のフランクフルト戦では2ゴール3アシストと異次元の活躍を披露していた。