U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したMF田中碧は、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレから2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のフォルトゥナ・デュッセルドルフへレンタル移籍により加入しているが、今週末にも新天地でのデビューを飾る可能性があるようだ。17日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在22歳の田中碧は、6月下旬にデュッセルドルフへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入することが正式決定。また、森保一監督率いるU24日本代表に招集されると、東京五輪では3位決定戦・メキシコ戦までの全6試合で先発出場を果たしていた。
同選手は東京五輪での全日程を終えて渡独。今月13日からデュッセルドルフでのトレーニングに参加していたが、長距離移動による疲労蓄積が考慮され、14日に開催された2.ブンデスリーガ第3節・ニュルンベルク戦ではメンバー外となっていた。
しかし、田中碧はフィジカル面で問題を抱えることなく、順調にトレーニングのメニューをこなしている模様。また、クラブ公式サイトでは同選手が20日に控える第4節・ホルシュタイン・キール戦でメンバー入りする可能性が紹介されている。
川崎フロンターレのサポーターを中心に、多くのJリーグファンが田中碧のデビューを待ち望む中、東京五輪での経験をへて一回り成長した同選手は、本来のパフォーマンスを発揮するための準備を行っている。
コメントランキング