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堂安律が長谷部誠や鎌田大地と共闘か!フランクフルトやハノーファーも関心

堂安律 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技で戦ったMF堂安律は、ブンデスリーガのクラブへ移籍する可能性がささやかれているが、アイントラハト・フランクフルトで日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠とチームメイトになる可能性があるようだ。16日、オランダ紙『ED』が報じている。

 堂安律は2019年夏にPSVへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、昨夏にアルミニア・ビーレフェルトへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。昨季はブンデスリーガで全試合に出場して5ゴール3アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に貢献していたが、500万ユーロ(約6億7000万円)による買い取りオプションは行使されず、PSVへの復帰が決まっていた。

 しかし、堂安律はPSVとの契約期間を2024年6月まで残す中、現時点でも去就が不透明となっている。先週にマインツをはじめとするブンデスリーガの複数クラブからの関心が伝えられている中、フランクフルトや日本代表DF室屋成が所属する2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーが獲得に興味を示している模様。PSVは堂安律の獲得を狙うクラブに対して650万ユーロ(約8億4000万円)を求めているという。

 また、PSVは堂安律の放出を望んでいるとはいえず、あくまでも選手サイドの意向であると『ED』は主張している。なお、同選手は14日に行われたエールディビジ2021/22シーズンの開幕節・ヘラクレス戦でメンバー外となっていた。東京五輪の舞台でMF久保建英らとともに躍動した堂安律は、今季もブンデスリーガをはじめ欧州主要リーグでのプレーを望んでいるかもしれない。