バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは15日に行われたラ・リーガ2021/22シーズンの開幕節・レアル・ソシエダ戦でフル出場を果たした。しかし、同選手には依然として今夏退団の可能性があるようだ。15日、スペイン紙『アス』が報じている。
バルセロナは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり財政難に陥ると、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが今月5日に退団。また、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョやボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチが放出候補に含まれており、両選手はレアル・ソシエダ戦でメンバー外となっていた。
また、グリーズマンの去就を巡っては、マンチェスター・シティ移籍の噂が立ち消えとなった一方で、今夏移籍を望むスペイン代表MFサウール・ニゲスとの入れ替わる形でアトレティコ・マドリードへ復帰する可能性が報じられていた。しかし、アトレティコ・マドリードの会長は先日メディアインタビューに応じた際、同選手の再獲得に否定的であることを示唆していた。
しかし、『アス』の報道によると、グリーズマン本人は アトレティコ・マドリードへの復帰を 望んでおり、現在の年俸から最大50%ダウンという条件を受け入れる姿勢を見せているとのこと。また、バルセロナは同選手との契約を2024年6月まで残しているが、7500万ユーロ(約97億円)以上のオファーが届けば、放出に応じるものとみられる。
なお、グリーズマンは2019年夏にアトレティコ・マドリードからバルセロナへ加入。昨季は公式戦44試合に先発出場して19ゴール12アシストをあげている。
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