ミランは昨季終了後にトルコ代表MFハカン・チャルハノールが契約満了により退団し、ライバルクラブであるインテルへ移籍している。そのチャルハノールの後釜確保を目指す中、モロッコ代表FWハキム・ツィエクの獲得へ再びチェルシーにオファーを提示するようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在28歳のツィエクは、昨夏にエールディビジ(オランダ1部)の強豪アヤックスからチェルシーへ完全移籍により加入。しかし、昨季はひざの負傷により開幕から出遅れるとプレミアリーグで15試合、UEFAチャンピオンズリーグでは3試合の先発出場にとどまり、トーマス・トゥヘル監督就任後に出場機会が減少。また、ツィエクはチェルシーとの契約を2025年6月まで残している。
一方、ミランはチャルハノールの後釜候補として、エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスやバルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの名前があがっていたが、獲得に向けた動きはない模様。
その中、ミラン首脳陣はツィエクの獲得にむけてチェルシーとの交渉を続けているとのこと。チェルシーが買い取りオプション付きの1年レンタルによる放出を望んでいないと伝えられる中、ミランは今週にも再度オファーを提示するようだ。
なお、ツィエクはプレシーズンマッチで好パフォーマンスを発揮してトゥヘル監督へアピールしていたが、13日に行われたプレミアリーグ2021/22シーズン開幕節・クリスタル・パレス戦では負傷によりメンバー外となっていた。
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