U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技で戦ったMF遠藤航は、VfBシュツットガルトのキャプテンとしてブンデスリーガ2021/22シーズンの開幕節・グロイター・フュルト戦に臨む。その中、シュツットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ監督は前日記者会見で改めて同選手のクオリティを称えた。13日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。
現在28歳の遠藤航は2018年夏に明治安田生命J1リーグの浦和レッズからジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)へ完全移籍。その後、わずか1年で当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で戦っていたシュツットガルトへレンタルにより加入すると、2019/20シーズンはシーズン途中からレギュラーに定着し、ブンデスリーガ復帰に貢献。
買い取りオプション行使による完全移籍での加入が決まると、2020/21シーズンはブンデスリーガで33試合に先発出場。そして、オーバーエイジ(OA)枠でU24日本代表に選出されて臨んだ東京五輪では、3位決定戦・メキシコ戦までの6試合すべてで先発出場を果たしていた。
遠藤航はすでにシュツットガルトのトレーニングに合流しており、東京五輪での激戦による疲れを感じさせないパフォーマンスを披露。マタラッツォ監督は同選手をグロイター・フュルト戦で先発起用することを明言している。
また、指揮官は「(昨季、)彼は素晴らしいシーズンを過ごした。ほぼすべての試合に出場していた。彼は中盤における中心選手である。信じられないくらい何度も繰り返しスペースを埋めている。彼は我々の侍だ」と改めて新キャプテンへの信頼を口にした。
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