アトレティコ・マドリードは15日にラ・リーガ2021/22シーズンの開幕節・セルタ戦を控えている。しかし、主力のウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、この一戦で先発出場しない可能性が高いようだ。13日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
スアレスは昨夏にバルセロナからアトレティコ・マドリードへ完全移籍により加入。昨季は絶対的なストライカーとしてリーグ戦で32試合に出場して21ゴールをあげて、クラブにラ・リーガのタイトルをもたらしていた。また、昨季終了後にはウルグアイ代表の一員としてコパ・アメリカ2021に参戦。4試合で先発出場していたが、チームは準々決勝・コロンビア戦で敗れて大会を後にしていた。
しかし、スアレスは今月2日にアトレティコのプレシーズントレーニングに合流したこともあり、コンディションがまだ万全でない模様。調整期間が他選手よりも短かったこともあり、ディエゴ・シメオネ監督が同選手を先発メンバーに抜擢しないという見方が広まっている。また、スペインメディアの予想によると、指揮官はスアレスの代わりにアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアを先発起用する可能性があるようだ。
なお、アトレティコはスアレスのバックアッパー確保を優先事項に掲げる中、スペインU24代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場していたFWラファ・ミルの獲得でウルバーハンプトン・ワンダラーズと合意に達している。
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