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「プレミアリーグでプレーしたい」冨安健洋が今夏移籍願望を激白!

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨んだDF冨安健洋には、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーやアーセナル、レスター・シティなど複数クラブが関心を寄せている。その中、本人はイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで自身の去就に関する考えを明かした。

 現在22歳の冨安健洋はボローニャとの契約を2024年6月まで残しているが、アタランタやトッテナムが獲得レースを繰り広げていた。そして、先月以降にミラン、アーセナル、レスターなど複数クラブが新たに移籍先候補に浮上。セリエAの開幕を1週間後に控える中、依然として去就が不透明となっている。

 その中、本人はイタリアメディアの取材でプレミアリーグに対する印象を聞かれた際に「プレミアリーグは素晴らしいリーグですし、選手が成長できる可能性のある場所だと思います。競争のレベルも高いので、僕としては(プレミアリーグに)挑戦したいと考えています」と語っている。

 また、トッテナムはすでに選手サイドと契約締結で合意に至っているとのこと。ただ、トッテナムはボローニャに対して移籍金2000万ユーロ(約26億円)によるオファーを提示しているが、現時点でクラブ間合意には至っていないという。

 なお、冨安健洋はアビスパ福岡で頭角を現すと、2018年にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)にシント=トロイデンVV(STVV)へ完全移籍。そして2019年夏にはボローニャへ完全移籍により加入すると、昨季はセリエAで31試合に先発出場。本職であるセンターバックのほか右サイドバックでも起用される中、シニシャ・ミハイロビッチ監督からの信頼を得ている。そして東京五輪では、グループステージ第1節・南アフリカ戦前に足首を痛めたものの、3試合でフル出場を果たしていた。