アーセナルは昨季終了後にレンタル期間満了に伴いレアル・マドリードへ復帰していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの再獲得に乗り出しているようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在22歳のウーデゴールは、昨夏にレアル・ソシエダでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰したものの、2020/21シーズンは2度のわたる負傷離脱もありレアル・マドリードで公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。その後、同選手は出場機会を求めてクラブ首脳陣に対して今冬移籍を志願。今年6月までのレンタル移籍によりアーセナルへ加入すると、ミケル・アルテタ監督のもとでプレミアリーグ9試合、UEFAヨーロッパリーグ5試合で先発出場し、復調の気配を見せていた。
アーセナルとレアル・マドリードの取引において買い取りオプションは付帯されていないことから、ウーデゴールは今夏にレアル・マドリードへ復帰。ただ、同選手は今月8日に行われた親善試合・ミラン戦で途中出場したものの、カルロ・アンチェロッティ新監督のもとでの序列は低いという。
一方、アーセナルは攻撃的な中盤の新戦力として、レスター・シティのイングランド代表MFジェームズ・マディソンの獲得を目指しているが、レスターのブレンダン・ロジャース監督は放出に応じない姿勢を見せていた。
その中、アーセナルはウーデゴールを完全移籍で再度獲得するために、レアル・マドリードとのクラブ間交渉を開始した模様。レアル・マドリードは同選手との契約を2023年6月まで残しているほか、移籍金は4000万ポンド(約61億円)にのぼる可能性があるようだ。
なお、アーセナルの獲得候補には、マンチェスター・シティの今夏退団を望んでいるポルトガル代表MFベルナルド・シウバも含まれていると、一部のイギリスメディアが報じている。
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