Jリーグ ベガルタ仙台

仙台、長崎FW富樫敬真を完全移籍で獲得!手倉森誠監督と再会

ベガルタ仙台のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は12日、V・ファーレン長崎からFW富樫敬真を完全移籍により獲得したことを公式発表している。

 アメリカ生まれの富樫敬真は、横浜F・マリノス、FC東京、FC町田ゼルビアと渡り歩き、昨年にV・ファーレン長崎へ加入。昨季はJ2リーグで34試合に出場して7ゴールをマーク。今季もリーグ戦で15試合に出場していたが、先発メンバーに名を連ねたのは6試合にとどまっていた。

 同選手はベガルタ仙台への加入について「はじめまして、V・ファーレン長崎から移籍することになりました富樫敬真です。加入が決まり、うれしく思います。必ずベガルタ仙台のミッションを達成します。応援よろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また、V・ファーレン長崎のサポーターや関係者に対しては「この度、ベガルタ仙台に完全移籍することとなりました。はじめて長崎に着いた日に何人もの方が『長崎に来てくれてありがとう』と、 声をかけてくださった時からもうすでに長崎が好きになっていました」

 「 海に行けばその海水の色に癒され、山に行けば木々のパワーに癒されて、時にはキャンプをし、次の日街に帰れば皆さんが最高のバイブスでいつでも温かい。試合になれば声を出せない中、全力で熱く応援してくださったり、街中でお会いしたらいつも『応援してます』とお声をかけてくださったり、チームがいかなる状況でもサポートしていただいて、本当にありがとうございました。 もっともっとV・ファーレン長崎の力になりたかったですが、今回このような決断をしました。またお会いできる日を楽しみにしています。1年半本当にありがとうございました」とメッセージを送っている。

 なお、ベガルタ仙台は昨季までV・ファーレン長崎を率いていた手倉森誠氏が今季から指揮を執っている。富樫敬真としては、恩師のもとで再起を図りたいところだ。