バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団がすでに決まっている。その中、アルゼンチン代表でメッシの同僚であるFWセルヒオ・アグエロは、自身の去就に関する噂を否定しているようだ。
現在33歳のアグエロは、マンチェスター・シティで前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産し、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、昨季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか8試合の先発出場にとどまっていた。
同選手はユベントスやチェルシー、パリ・サンジェルマンなど複数クラブが関心を寄せる中、昨季終了後にマンチェスター・シティを契約満了により退団し、6月上旬にバルセロナと2年契約を締結。バルセロナ加入の決め手として、メッシの存在があるとみられていた。
しかし、バルセロナが財政面で問題を抱えていることもあり、現時点でもアグエロをはじめ新加入選手の選手登録ができていない模様。くわえて、メッシの退団を受けて、同選手はすでに代理人や弁護士に対して契約内容の精査を行うように求めるなど、バルセロナ退団にむけた動きを見せていると伝えられていた。
その中、バルセロナのトレーニング施設を出る際、アグエロ本人が車越しでファンに対して「1年間ずっといる、心配ない」と告げた動画がSNS上で拡散。これにより、周囲では同選手が今夏の移籍ウィンドウでバルセロナを離れることはないという見方が広まっている。
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