アタランタは6日、ユベントスからトルコ代表DFメリフ・デミラルを買い取りオプションが付随するレンタル移籍で獲得したことを発表した。
2019年夏にサッスオーロからユベントスへ活躍の場を移したデミラル。だが、DFレオナルド・ボヌッチやDFジョルジョ・キエッリーニの両イタリア代表に加え、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトとのポジション争いに敗れると、在籍2年間で公式戦通算32試合の出場にとどまっていた。
そのデミラルはユベントスとの契約を2024年夏まで残していたものの、出場機会を求めて今夏の退団を希望。ボルシア・ドルトムントなど複数クラブが関心を示すなかでアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロのトッテナム・ホットスパー移籍が決定的となっているアタランタがその後釜として獲得に動いていた。
なお、イタリア『スカイ』によれば、レンタル料は250万ユーロ(約3億2000万円)で買い取り額は2500万ユーロ(約32億4000万円)になるとのこと。ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得を目指していたアタランタだが、デミラルの補強でその可能性が消滅したとみられている。
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