セリエA インテル

エース退団濃厚のインテル、サッスオーロFWに関心強める。すでにクラブ間交渉を開始

ジャンルカ・スカマッカ 写真提供: Gettyimages

 インテルがサッスオーロが保有権を持つU-21イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカの獲得に興味を示しているようだ。イタリア『スカイ』が報じた。

 昨季のセリエA36試合に出場して24ゴール10アシストを記録し、クラブのスクデット獲得に大きく貢献したベルギー代表FWロメル・ルカクにチェルシー復帰の可能性が取り沙汰されているインテル。移籍金1億ユーロ(約129億6000万円)にスペイン人DFマルコス・アロンソの譲渡というメガオファーを拒否したインテルだが、チェルシーは移籍金1億2000万ユーロ(約155億5000万円)に増額したオファーを提示するとみられている。

 そのため、エースの流出が濃厚となっているインテルは後釜候補にリストアップしたアタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタに加えて、ここ数時間でスカマッカへの関心を強めているという。すでにクラブ間での交渉を始めており、フランス人MFルシアン・アグメに買い取りオプションが付随するレンタルでのトレードを希望しているようだ。

 2017年1月にサッスオーロへ加入したスカマッカは、クレモネーゼ(イタリア2部)やアスコリ・カルチョなどをレンタルで転々。昨季はジェノアにレンタル移籍で加入すると、195cmの身長を生かしたパワフルなプレーを武器にセリエA26試合に出場して8ゴールを記録した。